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「県産スギ材の新たな利用技術の開発」-成果報告会を開催
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月/日
(曜日) |
事務所等名 |
電 話 |
発表者(担当者) |
配布先 |
9月18日
(火) |
県立農林水産技術総合センター
(森林林業技術センター) |
0790-
①62-2118
②47-2408 |
所長 渡邊 大直
①木材利用部長 戸田政宏
②研究主幹(広報情報担当)
小林 尚司 |
県庁記者クラブ
西播磨県民局 |
兵庫県では、資源循環型林業の構築にむけ、県産スギ材の利用拡大に取り組んでいます。
木造住宅在来工法の梁や桁に用いられる、いわゆる「横架材(おうかざい)」は、断面積や長さが大きく、住宅1棟あたりの木材使用量(材積)の約3分の1を占めます。しかし、従来から多くの工務店や建築士等は、横架材にマツ類を用いています。これは、スギ材が、マツ類と比較して柔らかく、「たわみにくさ」や「接合部の強度」といった面で信頼性が低いことが原因でした。
そこで森林林業技術センターと但馬木造住宅振興協議会(※)は、共同で、これらの信頼性を高める研究を行い、簡単に木構造部材算定のできる「スパン表ソフト」と、梁接合部の強度に優れた新仕口「“Tajima TAPOS”(たじまテイポス)」を開発しました。
この成果について、下記のとおり、関係業界等を対象に、成果報告会を開催し、人工林資源の充実に伴う、スギ平角材の供給体制の構築を目指します。
なお、新仕口「“Tajima TAPOS”(たじまテイポス)」については現在特許出願中です。
※但馬地域の木造住宅の振興を図るため、木材関係事業者、建築関係事業者等でつくる任意の団体
1.開催日時:平成24年9月24日(月) 13:30~15:30
2.会 場:兵庫県立農林水産技術総合センター・森林林業技術センター 講堂
(宍粟市山崎町五十波430 TEL:0790-62-2118)
3.対 象:木材関係事業者、建築関係事業者等
4.報告内容
①「一般地・多雪地に対応したエクセル版スパン表ソフト」の開発
但馬木造住宅振興協議会
松本一級建築士事務所 一級建築士 松本 智啓
②「高信頼性梁-梁仕口“Tajima TAPOS”」の開発
兵庫県農林水産技術総合センター
森林林業技術センター 主任研究員 永井 智
5.主 催:◇兵庫県立農林水産技術総合センター 森林林業技術センター
◇但馬木造住宅振興協議会
【参考資料】 スギ横架材の高信頼性利用技術を開発 (PDF: 1.07MB)
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