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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

兵庫県内でのウメ輪紋病の発生と対応について

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
7月24日
(火)
県立農林水産技術総合センター
(病害虫防除所)
0790-47-
@1222
A2408
所長 渡邊 大直
@病害虫防除所長 山下賢一

A研究主幹(広報・知的財産管理担当)小林 尚司
県庁記者クラブ

阪神北県民局記者クラブ


 
 農林水産省神戸植物防疫所が実施した調査で、伊丹市で栽培されていたウメやハナモモなどの苗生産園地のウメ苗でウメ輪紋(りんもん)ウイルスの感染が確認されましたので、兵庫県立農林水産技術総合センター(兵庫県病害虫防除所)は、植物防疫法に基づき病害虫発生予察特殊報第1号を別添のとおり発表します。


1.発生確認の経緯
 平成24年7月、農林水産省神戸植物防疫所による調査で、伊丹市で栽培されていたウメやハナモモなどの苗生産園地のウメ苗から、植物防疫法に基づく緊急に防除が必要とされるウメ輪紋(りんもん)ウイルスの感染による植物の病気(ウメ輪紋病)の発生が確認されました。
 このウイルスは、ウメやモモ、スモモなどに感染して被害を与えるウイルスで、国内では平成21年4月に東京都青梅市で初めてその感染が確認されており、今回兵庫県内で初めて確認されました。


2.本病の特徴
 (1)病害名    ウメ輪紋病
 (2)病原ウイルス ウメ輪紋ウイルス(Plum pox virus:PPV)
 (3)対象植物   ウメ、モモ、スモモなどの核果類の植物
 (4)病徴及び被害 
    ウメでは葉に退緑斑紋や輪紋などを生じ、花弁に薄赤色のふ入り症状を呈することがあります。
    外国では、モモやスモモなどで果実の表面にややくぼんだ輪紋を生じたり、成熟前に早期落果するなどの被害が報告
    されています。
    このウイルスは果実からウメ、モモ等の植物へ感染することはありません。このウイルスは植物に感染するものであり、
    ヒトに感染しません。また、果実を食べても健康に影響はありません。


3.今後の対応等
 (1)農林水産省神戸植物防疫所が、発生が確認された伊丹市及びその周辺地域において、この病気の発生範囲を特定
    するための調査を本日から開始します。
 (2)兵庫県は、農林水産省神戸植物防疫所とともに上記の調査を行い、本病のまん延防止及び早期撲滅に努めます。
    さらに、被害を最小限にとどめるため、本ウイルスを媒介するアブラムシ類の防除の徹底を指導します。
 (3)ウメ、モモなどの生産者に向けて、本病についての病害虫発生予察特殊報を発表し、注意を喚起します。
 (4)調査の対象となった場合は、趣旨をご理解のうえ、ご協力をお願いします。
 (5)万一、ウメ、モモなどの葉などに本病によく似た症状を見つけられた場合は、速やかに以下の機関にご連絡いただき
    ますようご協力をお願いします。


4.連絡先
 (1) 兵庫県病害虫防除所(加西市別府町南ノ岡甲1533)    電話番号0790-47-1222
 (2) 農林水産省神戸植物防疫所(神戸市中央区波止場町1-1) 電話番号078-331-2384


5.参考資料
  兵庫県病害虫発生予察特殊報 第1号
  http://www.hyogo-nourinsuisangc.jp/chuo/bojo/24tokusyu1.pdf (PDF:25.9KB)


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