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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

平成25年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
2月14日
(木)

兵庫県立農林水産技術総合センター
水産技術センター
 

(078)
941-8601
所長 反田 實 県庁記者クラブ


 イカナゴは「春告魚」とも言われ、特にシンコ(新子)と呼ばれる当歳魚を対象とした船びき網漁業は、兵庫県瀬戸内海における重要漁業のひとつです。兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターでは漁業経営の参考や消費者へのPRなどを目的に、毎年、イカナゴ漁況について予報を出しています。イカナゴのシンコ漁の解禁をひかえ、別紙「平成25年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報」により、以下のとおりその概要をお知らせします。


1 シンコ漁予測(概要)



2 親魚量及び産卵量
 播磨灘北東部の鹿の瀬における親魚の採集尾数(文鎮漕ぎ※11回あたり)は179.3尾で昨年及び平年を下回った。年齢組成は1才魚が70.5%、2才魚以上が29.5%で、昨年に比べると2才魚以上の割合がやや減少した。
親魚量とその全長組成及び一尾当たり産卵量から求められる産卵量指数(産卵量の目安)は2.16となり、今期の同水域における総産卵量は昨年の0.8倍、平年の0.5倍と推定された。
※1「文鎮こぎ」とは、イカナゴの親魚を漁獲する漁法の名称。漁具の形が文鎮に似ていることから、この名称が付いている。


3 産卵期
 産卵の指標となる雌親魚の生殖腺熟度指数や水温の推移から判断した今年の鹿の瀬における産卵盛期は昨年より早く、12月14〜20日頃と推察された。


4 シンコ漁の予測
 今期は産卵期が昨年より1週間から10日程度早かったため、1月下旬の稚仔のサイズは昨年より大きかった。大型の稚仔は遊泳力が増すため、曳網中にネットから逃避し、分布量が過小評価される可能性がある。この点を考慮しても、産卵量や稚仔の分布量が少ないことから、今漁期のシンコ漁獲量は、播磨灘、大阪湾、紀伊水道とも、昨年及び平年を下回ると推察される。


【別紙】  平成25年漁期イカナゴシンコ(新子)漁況予報 (PDF:756KB)

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