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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

ゲノム解析で特産鶏「ひょうご味どり」のもも肉割合が増加

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
2月14日
(木)

県立農林水産技術総合センター
(畜産技術センター 家畜部)
 
0790-47-
@2430
A2408
所長 渡邊 大直
@研究主幹
 設楽 修
A研究主幹(広報・知的財産管理担当)小林 尚司
北播磨県民局
県庁記者クラブ


 日本では、鶏肉の需要は、もも肉がむね肉に対して圧倒的に多く、価格も、むね肉の2倍以上になっています。そのため、生産者にとって、もも肉割合の多い鶏を生産することは、収入の増大につながります。県立農林水産技術総合センターでは、本県の特産鶏「ひょうご味どり」のもも肉割合の改良をゲノム解析を用いて進めてきました。
今回、もも肉割合と関係があるDNAマーカーを明らかにし、これを用いて、遺伝的にもも肉割合の高い「ひょうご味どり」を育成しました。


1 ゲノム解析技術
 2個のDNAマーカー(ADL0019及びLEI0068)が、もも肉割合に関係していることを明らかにしました。ADL0019は、ヒトの血液型のように、A、B、Cの3型があり、LEI0068にはAとBの2型があります。これらの型のうち、どちらのマーカーも、A型のもも肉割合が高くなりました(表1)。つまり、両親が共にAA型ですと、その子供は、もも肉割合が高くなります。
 そこで、両親が両マーカーともAA型になるように選抜しました。その結果、その子供「ひょうご味どり」の、もも肉割合の平均値は24.6%となり、従来の割合(20%)よりも4.6%増加しました(図1)。



2 今後の知見の活用方法
 当センターにおいて、もも肉割合が多く、品種固定された「兵庫」を用いて「ひょうご味どり」の雛を生産し、生産者に配布します。昨年12月より雛の配布を開始し、毎月500〜600羽を供給しています。4月頃には食肉として流通する予定です。


3 取材対応 
 当センターの鶏舎で取材可能です。防護服着用の上、写真の撮影も可能です。


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